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魚心あれば水心

uogokoro.exblog.jp

魚心あれば水心あり:魚と水は互いに相手を欠くことのできない密接な間柄であることに例え、相手が好意を持てばこちらもそれに応ずる用意があることにいう(広辞苑)

The most reasonable wine sold around my house!

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Vina Maipo Tinto
2005
Vina Maipo LTDA
Central Valley, Chile


「最近安いワインを買わない」と書いた舌の根も乾かぬうちに(?)、つい出来心でセキゼン価格398円(税込み408円)のワインを買ってしまった。

そして「今までいろいろなワインを紹介してきたが、このワインがすべての中でベスト・コストパフォーマンス!」と判断したため、急きょ紹介する。



以前紹介したフラマンと「同じ値段」のチリワイン、税別398円也。フルボトルである。

「チリワインは値段の割においしい」とはよく聞くが、私はあまりそうは思ってなかった。スペインやイタリアのおいしいワインが1000円前後で手に入るようになってきたので、800円のチリワインがすごくリーズナブルには感じられないのだ。
チリワインの比較的有名なブランドの、1000円前後の赤を試したことがあるが、同クラスのスペインワインと同じか、若干落ちる感じだった。もちろんこのクラスの、スペインやイタリアの安いワインが大外れでチリのほうがおいしいことも結構あるのだが、どっちにしても「チリワインがすごくいい」訳ではないとも思っていた。

しかしこのワインは、かなりたいしたものである。
輸入は某大手S社。大手流通がかんでいる場合、もちろん大手だからコストパフォーマンスが良い場合もあるが、大手だからブランドにのっかって「期待外れ」なこともよくある。
対して期待もせず、ま、この値段なら外れでも惜しくない、「ワイン煮」用なのだからと買った。

が、はっきりいってこの価格でこの内容なら、「見たら即買い!」。
間違いなし。
驚くべき価格。
どうやって作っているのか、どうやって輸入してきたのかS、一体いくらで仕入れてきたのかセキゼン、という感じだ。3年間ブログで安いワインを紹介してきたが、このワインを上回るような商品は、デフレが進まない限り現れないのではないかと思う。

しかし独りよがりの評価をしていても何なので、「いつもお世話になっているお礼」と友人Tにプレゼントしてみた。「安いワインだけど、飲んだら、一体いくらだと思ったか教えて。ちなみに今までブログで紹介したワインの中で一番コストパフォーマンスが良かった。」と伝えたところ、次のような返事。

「この間のワイン、すごくおいしかった。しっかりしているのに、時間が経つにつれてまろやかに味が変わって、変なえぐみとかもないし。すごくいいワインもらっちゃったんじゃないの?1500円くらい?」


うーん、適切な答え。だいたい1500円前後のおいしめの、ちゃんとしたミディアムボディのワインと同じくらいの味なのだ。でも、残念!

「えっ、じゃあ、800円くらい?」
「ブー」
「もっと安いの?」
「398円!」
「ええーー!!っ!ウッソー!!!なーんだ。すごくいいワインもらったと思っちゃった。じゃあこれ何本か買っておけば、ちょっとした手土産に便利ね。栓もコルクだし。」


そうなんである。コーヒー1杯おごるの大差ない価格で、ランチをおごったくらいの気にさせることができるお値打ち感を持っている。
実際、今度パーティの差し入れにするつもりなのだ。
500円を切るワインって、どんなに「飲めて」、パッケージを工夫しても、お使い物には使えない。1000円以上に見せかけることができないからだ。でも、これはやれる。
栓がコルク、というのは大きなポイント。もちろんこれは「S社がこのワインを国内でボトル詰めしている」明らかな証拠なわけだが。
コルク栓の方が新素材よりおいしい、ってことはないのだが、新素材の栓が「安さ」を強調してしまうのは事実。栓を抜く「感じ」が違うのは否めない。ワインを知っている(ラベルが読める)人はもちろんだませないけど、それでもこの値段は想像できないはずだ。

ただ問題は、このワインの認知が上がっているらしいこと。最近、入荷してもすぐなくなるのか、店頭に出ていることが少ない。
まとめ買いしておくべきかもしれない。

10本買っても4000円。
ほんとーに・・・何て安いんだっ!

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by fishmind | 2007-02-24 09:37 | お酒の話