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魚心あれば水心

uogokoro.exblog.jp

魚心あれば水心あり:魚と水は互いに相手を欠くことのできない密接な間柄であることに例え、相手が好意を持てばこちらもそれに応ずる用意があることにいう(広辞苑)

チョコレートとオレンジ

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COINTREAU -Liqueur Specialite de France-
Orange Liqueur
Distillerie Cointreau
Barthelemy d'Anjou, France

昨年、一昨年と「バレンタイン対策:友人Tとの玉川高島屋・チョコの買い出し」をブログで記事にしてきたのだが、このイベント、実は今年はしなかった。



二人のスケジュールがうまく合わなかったのと、「大量のチョコを買う用事もないのに、わざわざタマタカまで行くのも・・・。」と友人Tが買い出しに消極的だったためだ。
チョコレートとお酒の組み合わせでちょっとした詰め合わせを作ってもらい、義理でも本命でもない「お礼チョコ」として、日頃お世話になっている方に送るのが、友人Tのいつものパターンだったのだが、今年はそこまでしなければならない方がいないらしい。

一方私の方は、4年前にすべての「虚礼廃止宣言」をして以来、贈り物は本当に贈りたい人にだけ、本当に贈りたいものを送ることにしているので、Tほどあれこれ気を使う必要はない。しかしこの贈り方を続けていると、「本当に贈りたい人」が誰なのかを自分の中で精査しなければならないし、その人たちに「本当に贈りたいもの」とは一体何なのかをよくよく考えてみなければならず、ある意味Tより手間がかかる。
で、今年もあれこれ考えて、「エクチュア(大阪空堀にあるショコラティエ)の塩ショコラを取り寄せよう!」と思い立った。が、若干アクションが遅かったらしく、取り寄せ品はすでに売り切れ。ほしければ大阪まで行かなければならないが、もちろんそんな暇はないので、白金台の「エリカ」に行ってきた。

「エリカ」は、日本で一番古いチョコレート専門店の1つ。チョコレートの質が良い割に値段が安く、そのくせ「手間がかかっている感」が演出されているので、特別な贈り物を用意したい時とても便利な店である。バレンタインデー前に行くのは初めてで、かなり並ぶのを覚悟して行ったのだが、約30分ほどで「塩ショコラ」に匹敵するような挑戦的なチョコレートを手に入れることができた。あまりにもおいしそうだったので自分用にも一つ買い、現在、焼酎とともに楽しんでいる。(それが何なのかは、まだ差し上げていない人が一部いるので公表しない。ちなみにお店でしか買うことができず、ウェブサイトにも載っていない品である。)


上記のようなわけで、今年のバレンタインデーはお酒を買わなかった。
なので、オレンジのリキュール、コアントローを紹介する。

コアントローは、「キュラソー」というオレンジから作ったリキュールの商標名だ。「キュラソー」とは、西インド諸島にある島の名前で、ここで採れるオレンジで最初にキュラソーを造ったのがコアントローという会社で、そのままこのお酒のブランド名になった。が、今では、お菓子作りの本のレシピに「オレンジリキュール」ではなく「コアントロー」と書かれていることがあるほど一般名詞化している酒である。
ちなみにもう一つのホワイトキュラソーのトップブランドは「グランマルニエ」。グランマルニエの方がちょっとだけ高い。

お菓子作りをプロの腕前に近くするには、このどちらかを用意するのが一番手っ取り早い。どちらも昔(私がケーキ作りを始めた30年前)は明治屋まで買いに行かないと手に入らなかったが、この頃は近所の酒屋で普通に置いてあり、値段もかなり安くなった。
良い時代になったと思う。

さて、なぜコアントローなのかというと、実は現在、世田谷のボランティアセンター(三軒茶屋)で「二人のためのコミュニケーション・ワークショップ」というプログラムを開催しており、今年のバレンタインデーはこのプログラムの日(2007年3月14日までの毎週水曜日開催)に重なったので、このコアントローを使ってチョコレートケーキを焼き、参加者に振る舞ったからだ。
このワークショップは、関係の近い二人のコミュニケーションをより良いものにしよう!という内容で、ゲームをしたり絵を描いたりしながら自分のコミュニケーションのくせを知ろうという企画である。興味がある方はお問い合わせください。

手作りチョコレートは手間がかかるわりに、買ったものよりおいしく作ることがほぼ不可能なので、どうして世の人々が手作りチョコを作りたがり、また欲しがるのかが、私にはいまいちわからないのだが(もう一つわからないのが手編みのセーターを作りたがり、欲しがるという傾向。編み物初心者が作った手編みのセーターほど、もらってたちが悪いものはないと思うのだが。)、チョコレートケーキなら簡単だし失敗がないので、たまに作る。
チョコレートだけだと甘さが際立ってしまうので、果物やミントを組み合わせるのが通常だ。

今回は、3年ほどコアントローにつけ込んだ夏みかん(友だちの庭でとれたもの)のピール(皮の砂糖漬け)をたくさん焼きこんでみた。手作りピールのコアントロー漬けの仕上がりは上々で香りが良く、「これ何が入っているの?ブランデー?オレンジ?」ととても好評だった。

ラズベリーやチェリーなど、チョコレートに合う果物はいろいろあるが、個人的にはオレンジとチョコレートの組み合わせが一番おいしいと思う。
私自身は、こういったオレンジやレモンなどのピールはお菓子より、チーズやチョコレートに添えてお酒のつまみ、という派なので、残りのピールは、おいしいお酒と一緒にいただこうと予定を立てている。やっぱり皮から手作りだと、香りが全然違うのだ。

渡米前に食べようと思っているのだが、本当に合わせたいお酒と一緒に楽しみたいと思っているので、今、どんなお酒に合わせてやろうか「熟考中」なのだった。

結論が出たら、またここで紹介しようと思っている。

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by fishmind | 2007-02-16 16:07 | お酒の話