ブログトップ

魚心あれば水心

uogokoro.exblog.jp

魚心あれば水心あり:魚と水は互いに相手を欠くことのできない密接な間柄であることに例え、相手が好意を持てばこちらもそれに応ずる用意があることにいう(広辞苑)

冬至カボチャ

b0010426_1959259.jpg

Saranac Pumpkin Ale
Pumpkin Ale
Matt Brewing Company
Utica, New York, U.S.

われながら、ひねくれものだと思う。
今日はこれじゃないだろう!と突っ込まれても仕方がない酒を紹介するのだから。



すでに2ヶ月近く前の話になるが、これは、ハロウィンの日、10月31日に飲んだエールである。その日、近所に住む友人MamaTと家の前の道でばったり出会い、立ち話をしているうちに、お酒を持ち寄って我が家で飲もうということになった。そのMamaTが「冷蔵庫にあったから」と持ってきてくれた酒で、一緒に飲み、「ブログで紹介してね!」と年を押されたにもかかわらず、ブログそのものをほとんど更新しないまま今日に至ってしまったのである。

今日これを掲載することにしたのは、家の近所の雑貨屋で、クリスマスオーナメントに混じってハロウィン関係のグッズが投げ売りされていたのを見たから。「ああ、どんなものでも旬が過ぎればこのような扱いをされてしまうのだなあ。」としみじみ思い、ここのところ、記事を書く余裕がずっとなかったのだが、やはりちゃんと紹介してやらなくちゃね!と気を取り直し、力を入れてこの記事を書きあげたという訳だ。

・・・とはいえ、私はもともとの性格があまり「力を入れて何かに取り組む」タイプではないので、今後の更新継続についてははなはだ自信がない。
ただ、「約束したことはできるだけ守る」のをモットーにしている上に「これをブログで紹介して!」と言われてもらったお酒がいくつかあるので、また今日から、何とか1週間に1回でもブログを更新していこうとは思っている。

そしてこのおマヌケなラベルは、そんな軽い「仕切り直し」に何となくふさわしい気がする。

このエールは、通常のエール(オオムギとホップ)材料に加えて、カボチャとクローブ、ヴァニラが使われている。持ってきてくれたMamaTが、かなり酔っぱらっている(このエールの前に、二人でワインを1本空けていた)にも関わらず「ヴァニラの香りがするよ!」と言ったのには驚いたが、かすかにスパイスの利いた甘口のビールで、ビールが好きな人はあまりおいしく感じないかもしれないが、イベントの差し入れなどには面白いだろう。
やはりというか、MamaTはこの酒を買った覚えがなく、おそらくどちらかのお嬢さん(彼女には成人した二人の娘がいる)が何かのイベントでもらってきて冷蔵庫に入れていたのではないか、という話だった。日本の輸入代理店のラベルがついていたので、ハロウィンの時期なら手に入りやすいのかもしれない。興味を持った方は来年のハロウィンをお待ちください。

ラベルの後ろにうつっているオレンジ色はおまけに付いていた風船で、酔ったMamaTが膨らませ「これも一緒に写真を撮って載せてね!」と言ったもの。
ちゃんと載せましたよ。
何だかよくわからない写真になっちゃったけどね。


今日はクリスマス。
我が家の周りには小さな雑貨屋が多いのだが、どの店もさまざまなクリスマスグッズを「何とか今日中に売ってしまわなければ!」という気合いで店頭に並べていた。明日になればすべての商品は「時期外れ」として倉庫にしまわれるか、ハロウィングッズと同じように、お正月商品の隣で「特売品」として投げ売られるかのどちらかなんだろう。

クリスマスってイエス・キリストの誕生日だと言われているけど、もともとの聖書には、キリスト生誕の期日がいつだったかについては書かれていないんだよね。太陽が復活する「冬至」を祝う、いろいろな文化のお祭りがあるので、それに引っかけることで布教を拡大しようという戦略的なお祭りなんだな。
三軒茶屋商店街が「クリスマスコンサート」と称して子どもたちに「きよしこの夜」歌わせたりしているのを見ると、ローマ・カトリックって全く広報上手いよなあ、と感心させられる。

日本人なら冬至は柚湯とかぼちゃだろ!

「時期外れ」商品は確かにマヌケだけれど、季節に躍らされるのもどうかなあ・・・というのが、クリスマス商戦終盤戦の三軒茶屋を2時間散策した、今日の私の感想だ。

記事が気に入ったらここをクリック!
by fishmind | 2006-12-25 20:03 | 産業と広告の話