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魚心あれば水心

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魚心あれば水心あり:魚と水は互いに相手を欠くことのできない密接な間柄であることに例え、相手が好意を持てばこちらもそれに応ずる用意があることにいう(広辞苑)

初心者仕様

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Nuts Brown Ale
Brown Ale
Samuel Smith
Yorkshire England, Britain

硬い話題を続けたので、今日はエールのご紹介。

これが、私が最初に出会ったエールである。
近所の酒屋でそろえるようになったので、久しぶりに買ってみた。



イギリス関係の本を読んでいれば必ず出てくる「国民的飲み物」エールというお酒の存在は知っていたが、飲んだのは上京してから。その頃(20年前?!)はまだ東京でも、ちょっと珍しい輸入食品を買おうと思ったら、青山の紀伊国屋(か日本橋の明治屋か広尾のナショナルスーパー)に行くしかなかった。

田舎では手に入らなかったエールを、どうしても一度飲んでみたくて紀伊国屋で買ったのが、このSamuel Smith Brown Nuts Aleであった。
当時確か500円くらいだったように覚えているが、最近家の近所にできた新しい酒屋で、429円(税別)で売られていたので、ほとんど値段は変わっていない。

その頃はどの本を読んでも「エールは癖がある」「日本人好みでない」と書かれていた。それでおそるおそる試したのだが、飲んでみたら普通のビールよりおいしく、それからずっと「エール党」を通してきた。

懐かしくて久しぶりに飲んでみたのだが、いろいろなエールを飲んでしまった今となっては、軽すぎて、ちょっと物足りなく感じた。
初心者向きのエールだったのだ。
最初から本格的なものを飲んでいたら、エール党にはならなかったかもしれない。
最初の出会い、って大事である。

このエールは、口当たりがさらっとしているので、冷やして飲む方がおいしい。エールが好きな人には強くすすめはしないけれど、英国の田舎の伝統的なエール醸造所で作っています、という感じの色、味、ラベルのビールなので、もしエールをあまり飲んだ事がなく、でも英国文化の一端に触れたいなら、試して損はないと思う。(残念ながら私は、イギリスよりベルギービールにシフトしてしまったので、もうあまり買わないと思うけれど。)

昔と違い今は、地ビールを扱っている酒屋に行けば、輸入、国産いろいろな種類のエールが手に入る。いい時代になったものだ。

こんな生活ができる時代があとどのくらい続いてくれるかわからないが、できるだけ長く続いてくれるといいんだがなあ、と強く思う事が、最近多くなってきている。

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by fishmind | 2006-09-19 12:40 | お酒の話