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魚心あれば水心

uogokoro.exblog.jp

魚心あれば水心あり:魚と水は互いに相手を欠くことのできない密接な間柄であることに例え、相手が好意を持てばこちらもそれに応ずる用意があることにいう(広辞苑)

フクロウラベル(2)

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Mythique des Vigneron de la Mediterranee Rouge
2002 La Cuvee
Val d'Orbieu
Languedoc, France

初めてこのワインを飲んだ時、「あれっ、おいしいじゃん。」と思った。

それまで、このクラスのワインが「おいしい」って思ったことあまりなかったから。



その後、ワインマンガ「ソムリエ」で取り上げられ、いきなりブレイク。
今じゃ、ちょっとした酒屋には必ず置いてあるブランドになってしまった。「マンガ『ソムリエ』で取り上げられた!」「パーカーポイント98点のコストパフォーマンス!」という2種類のコピーが、どこのお店でも判で押したように必ずついてる。(パーカーさんというのは、この人が高い点数をつけたワインはバカ売れする有名なワイン評論家。知らない人のために。)

しかし最近のワインブームのおかげで、世界各国のワインが入ってきており、コストパフォーマンスとしてこのワインが突出して良い、ということはなくなり、今や私がこれを買うことは滅多になくなった。
ハーフボトル924円(カルディ三茶店)って、私が日常飲む価格帯ではすでにないんだよね。

久しぶりに買ってみたが、やっぱりちょっと高い。スペインワインが以前より手に入りやすくなったので、ラングドックワインのアドバンテージが下がってしまった。
飲んでみれば、他のラングドックのワインのような「田舎臭い」重さがなく、ボディバランスもよくて、「おいしい」ワインであることは間違いないとは思うんだけど。
おいしいチーズがあって、スペインよりフランスワインがほしいよな、という気分の時の選択肢の一つでは相変わらずあるが、一人で飲むならともかく、もう少しシチュエーションにこだわりたい時は、今はもう一段高いランク(3000円代)を買うと思う。何しろ近所の酒屋、Paulliacサードラベルを3100円で置いているのだ。

一人でおいしいワインをしみじみ飲みたい時、このハーフボトルを買うことは、これからもたまにはあるかもしれない。けど。

何かやけに中途半端なポジションに行っちゃったねえ、君、と、フクロウくんに話しかけてみた。

時代は変わる。

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by fishmind | 2006-05-28 07:33 | お酒の話