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魚心あれば水心

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魚心あれば水心あり:魚と水は互いに相手を欠くことのできない密接な間柄であることに例え、相手が好意を持てばこちらもそれに応ずる用意があることにいう(広辞苑)

ビンゴ!

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Jean Claud Boisset Meursault Branc
2002 Bourgogne A.O.C.
Jean Claud Boisset
Bourgogne, France

お彼岸に、実家に帰った。
久しぶりのことである。




私は無宗教だが、地方の田舎の出身なので、たまに実家に帰れば仏壇にも神棚にも墓にも参る。しかし「盆暮れ正月彼岸」イベントの多くは、遠くにいることにかこつけて「パス」している。
しかし今回は、ちょっと親に近況報告する必要ができたこともあって、墓参がてらこの時期に実家に帰ってみた。

そしたら、父のワインセラーに新しいワインが増えていた。私がバレンタインに送ったブルゴーニュ以外に、メドックとブルゴーニュの白が1本ずつ入っている。
近所の酒屋が持ってきたという。
父はあまりこってり系のワインは好まないので、メドックの方は、私が帰ってきたら飲むだろうとあたりをつけて購入していたようだ。夕飯に、この間送ってくれたワインを開けようか、という話になり、父が、ワインセラーにあるワインの好きなのを開けよう、どれでも選んでいい、と言ったのだ。で、父の予想を外して、この白を選んだ。

理由は「ストックの中ではどうも一番おいしそうに感じられた」から。
今ネットで調べたら、希望小売価格9000円だった。大当たり、である。(贈ったワインは5000円。しかし飲んでた時は、父の買うワイン標準価格である4000円くらいと思っていたので、値段を調べてびっくり。道理でおいしかったはずだ。)
白ワインを滅多に飲まない(このブログでもほとんど白が登場しないのでおわかりと思う。)私がこれを選ぶとは、予想だにしなかったのではないだろうか。でなければ「自由に選んでいい」なんて言うはずないもの。こんな風に飲まれてしまうとは、残念でしたね。お父さん。
だんだん騙せなくなってきていますよ。(ワインの知識は、まだ圧倒的に父の方がある。特にフランスワインに関しては。)

とてもおいしいワインだった。
私は、「白ワインはシャブリ」というイメージを強く持っている。そしてシャブリは上品すぎて好きになれないので、何となく白ワインを敬遠する(ある程度さっぱりしていない白ワインは甘すぎることが多く、これも私が白を飲まない理由になっている。)傾向にある。
しかしこのムルソーみたいな白(価格的に私が日常飲めるワインでないことは明らかだが)なら、敬遠する理由は何もない。

辛口で、ほんの少しスモーキーだけど強い癖はない、でも個性的な香りと、甘すぎず、少しタンニンが利いていて、しかもぶっきらぼうでないコクがある味わい。はっきり言って、白ワインのイメージが少し変わった。白ワインって、こんなにおいしかったっけ、という感じ。

残念なのは、例によってこのワインに適切なつまみが全くなかったこと。
この日は「すき焼き」だった。このワイン、肉料理を合わせても全然いけるだけの強さを持っていたので、メインがすき焼きなのは何の問題もなかったが、すき焼きしかない、というのはあまりにも寂しい。
「いただき物の干物があるけど焼く?」と言われて焼いてもらったが、「干物」って感じじゃないんだな。

実はこのワインを飲んだ翌週、「ああ、ここにあのワインがあれば!」というシチュエーションに出会うことになるのだが、この話は後日!

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by fishmind | 2006-04-14 22:39 | お酒の話