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魚心あれば水心

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魚心あれば水心あり:魚と水は互いに相手を欠くことのできない密接な間柄であることに例え、相手が好意を持てばこちらもそれに応ずる用意があることにいう(広辞苑)

ヴィーナの夕べ

ヴィーナの夕べ_b0010426_2031124.jpg

TITLE:South Indian Classical Music Veena Concert
DATE:2006年3月22日(水)19:00~
BY:マノダルマ・サンガム
AT:武蔵野スイングホール(JR武蔵境駅北口すぐ)
Veena:的場裕子
Mridangam:フランク・バーバリッチ
Tambula:的場由木



知り合いの演奏会のご紹介。
ヴィーナというのは、南インドの民族楽器。
この楽器の日本人演奏者は、紹介する的場さん以外にほとんどおらず、的場さんは、ヴィーナの演奏者として「一人前」と認められた、最初の日本人らしい。



ヴィーナの夕べ_b0010426_20315444.jpgヴィーナは、ギターのように斜めに抱えて持つ弦楽器(写真中央)だが、演奏方法はお琴に似ているとか。
実は、アシスタントMが奏者の娘で、このコンサートでは伴奏楽器Tambulaを演奏する。
このTambula、演奏のリズムを取る役割で、できるだけ目立たないように、主要奏者にだけ聞こえるように演奏しなければならないそうだ。だから、それほど練習しなくてもそれなりに演奏でき、失敗してもあまり目立たないらしい。
それが、この楽器が気に入っている理由だと言っていた。

彼女は小さいときから毎年夏休みは母親に連れられてインドの先生の所に長期滞在していたということで、インドに知り合いも多く、一昨年のスマトラ津波では、知り合いが被害に遭っていないかかなり心配したそうである。

それはともかく、もしインド音楽に興味があれば、私にご一報くだされば、チケットが多少安く分けてもらえるかもしれませんので、興味がある方はこの記事にコメントを書き込んでください。

チラシには「悠久のラーガの調べをお楽しみください」とある。「どういう意味なの?」と聞いたら「眠いってことですよ。」とあっさり。
「マノダルマ・サンガムってどういう意味?」と聞くと、「知りません。」。

お母さんが適当に考えたバンド名だそうだ。お母さんは意味がわかっているのだろうが、彼女が意味を尋ねたら「インドっぽいでしょ。ふっふっふ・・(−_−)V」と笑っていただけだったそうだ。

謎めいた母娘だ。

会場は駅の真ん前なのだけれど、武蔵境はちと遠い・・・。

行くかどうしようか少し迷っているところだ。
「会場で爆睡しても悪いしなあ・・・」と言ったら、Mは「眠れないなら来た方が良いですよ。一発で眠れますから。」と自信を持って答えてくれた。
それはひょっとして、インド音楽の新しい楽しみ方の提案なのか?!

眠れないでお悩みの方、一度「ヴィーナ」をお試しください。

追記:昨日、コンサートに行ってきた。そして「ラーガ」とは、「音階(インド音楽の音階の考え方は難解なので記さない)」、「マノダルマ・サンギータ」が「即興演奏曲」を指すことを知った。(解説パンフレットより)
そしてヴィーナ演奏は、予想していたより面白く、眠くもならなかった。しかしこれをお寺(神様に捧げる音楽が多く、長い)で聴いたら、やっぱり眠くなるかも・・(それに昨日は歌がついていなかった。普通は歌がつくらしい。意味がわからない歌をあのテンポで延々と聞かされたら、苦行かもしれない。)

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by fishmind | 2006-03-19 20:36 | イベント紹介

by AYUHA