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魚心あれば水心

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魚心あれば水心あり:魚と水は互いに相手を欠くことのできない密接な間柄であることに例え、相手が好意を持てばこちらもそれに応ずる用意があることにいう(広辞苑)

卯月の二十日間(20):2011年3月20日(日)

2011年3月20日(日)の20枚
※Web写真展の趣旨説明はこちら。


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3月20日。長かった日録も今日が最終日だ。
20日間毎日撮った自分ちの玄関前(角度は日によって違うよ)。



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大災害が起こったのは11日の昼過ぎだったから、発災9日目になる。
当初はモノがなくて大騒ぎだった街中も徐々に日常を取り戻しつつはあったが、「計画停電」「自粛」の文字が街中に踊っていた。

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原発事故の大変さ(深刻さ)は、実際には一部の「常日頃から原発問題に関心を持っていた人」の間にのみ共有されて、その他大勢の人たちは「不自由な暮らし」に若干の不満を持ちながら、普段と同じ日常を回そうとしていた。

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今日はお茶の水にある事務所の片付けのため、半蔵門線で神保町へ。

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神保町からお茶ノ水へと歩く途中に明治大学がある。
卒業式や終業式のシーズン。久しぶりに友達に会えた学生さんたちらしい。

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震災の翌日に通った時とは違い、学生の表情にも日常性が戻ってきていた。

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昌平橋方面を望む。
ここから見る風景、季節を問わず好きなんだ。

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湯島天神前を下ってくると、徐々にアキバっぽい雰囲気になってくる。
私の事務所はお茶ノ水と秋葉原のちょうど中間地点にある。

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事務所の片付けを終え、秋葉原へ。
この頃は私の知ってる外国人も何人かは実家に避難していた。働いている人でさえそうなんだから、観光客なんて来るのか?と思ったことを覚えている。

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普段の日曜日より少し人出が少ない気がしたが、すごく少ないわけではない。
この9日間の中では一番「人が出ている」。原発事故のニュースは増えているというのに。

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このくらいの交差点の混雑は平日並み。

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こういうところをみると、ホントに普段と何も変わらないなと思う。

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私が向かったのはここ。
ヨドバシカメラがアキバにできてホントに便利になった。
今日中に領収書にしなければならない研究費の数千円を使いにきました。

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閉店より自粛の方が目立っている。

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アキバを出て、水道橋方面に歩いて向かう。

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聖橋は人っ子ひとりいない。
日曜日は平日より人出が少ないエリアだけど、それにしても非日常的。

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後楽園は「自粛中」。JRAも当然「自粛中」。日曜日としてはあり得ない人出のなさ。

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後楽園上空を飛ぶ自衛隊のヘリ。東を目指してる。
おそらく市ヶ谷駐屯地から飛び立って被災地に向かっているんだろう。

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被災地の情報収集のため、毎日自宅に帰る前に必ず世田谷ボランティアセンターに寄った。
毎日何かしら吐き出して帰らないと具合が悪くなる、っていうのもあった。
そういう場所が自宅の近くにあって良かった。
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このシリーズ最後の1枚。ボランティアセンターから帰る道で見上げた、卯月のおぼろ月。

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by fishmind | 2012-03-20 09:06 | 写真表現の話