卯月の二十日間(16):2011年3月16日(水)
2011年3月16日(水)の20枚
※Web写真展の趣旨説明はこちら。
さらに一夜明けて16日。
毎週水曜日はボランティアセンターでニットのワークショップを行っており、出かける予定がなかったので、久しぶりに1日三軒茶屋にいた。
町は春です。あっちこっちで花が咲いてるし、ポカポカと良い天気。
昨日の陰鬱な天気とは打って変わっての好天。
夕方からの仕事前に、三軒茶屋の街中のスナップにでかけた。。
普段通りに店を開けているところが多かったものの、様々な物資が足りなくなっていた。
災害直後に流通が止まっての「モノがない」ではなく、買い占めの結果の物資の不足。
関西からの物流は止まっていなかったが、ら東北からの物流は止まっており、その結果いろいろなもの、特に食品、日用品が品薄になっていた。
もう一つの流れが節電。娯楽全般が節電を理由に自粛モード。
節電以上に「不必要に騒いではいけない」雰囲気が街中にあった。
日高屋三軒茶屋1丁目店。在庫が無くなった時点で閉店としたらしい。
夕方になり、勤務先であるボランティアセンターに出勤。
出勤途中の市場。こちらの築地に出向いて仕入れをしている鮮魚店の、今日の最後の売れ残り。
普段と比べて格段にモノがないわけではなかったが、報道等に煽られて一部で買い占めが起き、結果的に品薄になってしまっていたようだ。
ニュースでは「落ち着いた行動を」と呼びかけていましたがね。
この日のボランティアセンター窓口。
彼は母親の実家が宮城県の海岸沿い。この時はもう連絡がとれていたけれど、災害時は「(あまりのすごさに)笑うしかなかった」。
当時私が勤務していたボランティアセンターは、震災後から災害ボランティアセンターとしての仕事が始まっていたが、被災地の状況がわからないし、ボランティアに入るルートすら確保できていなかったので、この時やっていたことはボランティア保険の受付とミーティングばかり。
この頃はワークショップで編みぐるみを作っており、作品はボランティアセンターの窓口で販売していた。
この子は出して1週間以内に売れてしまった。みんな何かしらの癒されるものを求めていたと思う。
ニットワークショップは10時まで。誰も来ないかなと思っていたのだが、おそらく皆さん情報が欲しかったんでしょう、いつもと同じ顔触れが集まって話をしながら4時間編み物。
ミーティングと言っても、集まった情報を共有していただけなんだが。
夜10時。ワークショップを解散しての帰り道です。お店は結構開いている。
客の入りも、普段と比べて少ないというわけではなかったが、照明と音響がかなり落とされていたので、にぎやかさは普段の半分以下という感じ。
どの程度暗くするかは、店によって考え方が違っていた、という写真。
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さらに一夜明けて16日。
毎週水曜日はボランティアセンターでニットのワークショップを行っており、出かける予定がなかったので、久しぶりに1日三軒茶屋にいた。
町は春です。あっちこっちで花が咲いてるし、ポカポカと良い天気。
昨日の陰鬱な天気とは打って変わっての好天。
夕方からの仕事前に、三軒茶屋の街中のスナップにでかけた。。
普段通りに店を開けているところが多かったものの、様々な物資が足りなくなっていた。
災害直後に流通が止まっての「モノがない」ではなく、買い占めの結果の物資の不足。
関西からの物流は止まっていなかったが、ら東北からの物流は止まっており、その結果いろいろなもの、特に食品、日用品が品薄になっていた。
もう一つの流れが節電。娯楽全般が節電を理由に自粛モード。
節電以上に「不必要に騒いではいけない」雰囲気が街中にあった。
日高屋三軒茶屋1丁目店。在庫が無くなった時点で閉店としたらしい。
夕方になり、勤務先であるボランティアセンターに出勤。
出勤途中の市場。こちらの築地に出向いて仕入れをしている鮮魚店の、今日の最後の売れ残り。
普段と比べて格段にモノがないわけではなかったが、報道等に煽られて一部で買い占めが起き、結果的に品薄になってしまっていたようだ。
ニュースでは「落ち着いた行動を」と呼びかけていましたがね。
この日のボランティアセンター窓口。
彼は母親の実家が宮城県の海岸沿い。この時はもう連絡がとれていたけれど、災害時は「(あまりのすごさに)笑うしかなかった」。
当時私が勤務していたボランティアセンターは、震災後から災害ボランティアセンターとしての仕事が始まっていたが、被災地の状況がわからないし、ボランティアに入るルートすら確保できていなかったので、この時やっていたことはボランティア保険の受付とミーティングばかり。
この頃はワークショップで編みぐるみを作っており、作品はボランティアセンターの窓口で販売していた。
この子は出して1週間以内に売れてしまった。みんな何かしらの癒されるものを求めていたと思う。
ニットワークショップは10時まで。誰も来ないかなと思っていたのだが、おそらく皆さん情報が欲しかったんでしょう、いつもと同じ顔触れが集まって話をしながら4時間編み物。
ミーティングと言っても、集まった情報を共有していただけなんだが。
夜10時。ワークショップを解散しての帰り道です。お店は結構開いている。
客の入りも、普段と比べて少ないというわけではなかったが、照明と音響がかなり落とされていたので、にぎやかさは普段の半分以下という感じ。
どの程度暗くするかは、店によって考え方が違っていた、という写真。
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by fishmind
| 2012-03-16 05:48
| 写真表現の話